ソラマメは植物学的には一年生草本であり、直立する茎は1mほどになり、偶数羽状葉の葉をもつ。
先端に小葉はなく、巻きひげの痕跡のあるものがある小葉は2~6対で、灰緑色のかなり大きな卵形ないし長円形で、先端は丸みを帯びている。
花はたくさんの小さなチョウ形花で、左右の花びらには黒または暗赤色の斑点がある。
果実は大きな豆果であるマメは、初めのうちは厚く白い毛でおおわれ、緑色で肉厚であるが、やがて黒く堅くなる。
カギ状の突起で黒皮と連結している。
この付着部がマメの目(へそ)である。
人気のある品種には次のようなものがある。
"アクアダルズ"はさやが長く、白いマメが9個まで入る春採り用で秋から初冬にかけて種をまく。
"メイジャー"は早生で、実のなりが多く、春の初めに種子をまくと、春の終わりには収穫できる。
"エクスプレス"は早生で、小さく長いさやをつける。
"グリーン・ウィンザー"は晩生種で、もっともよく作られている品種である。
日本へは天平8年(736年)、中国よりインド僧がもち込み、行基が試作したのが初めであるという。